包摂の意味・読み方。例文や使い方・用例も紹介

「包摂」てなんて読むのかな。意味も知りたい。

って思ったあなたに向けてこの記事を書いています。

先に結論、「包摂」は「ほうせつ」と読みます。

こんにちは、言葉を少し深く考える系ブロガーの広瀬です。

今回ご紹介するのは「包摂」です。今回の漢字は「まあなんとなく読めたけど、あってるのか気になるな」って方が検索をして、こちらの記事にお越しくださったのではないかと思っています。ではこの包摂・・・どういう意味なのか気になりませんか？

この記事を読む事で

「包摂」の意味
「包摂」の例文、その他使い方・出典等

を確認する事ができますので是非是非チェックしてみてくださいね。

包摂の意味・読み方。例文や使い方・用例も紹介

意味：

・一定の範囲の中に包み込むこと
・従属関係のある事柄同士において、下位の事柄が上位の事柄に包み込まれること

読み：

「包摂」の読み方：「ほうせつ」

例文/使い方：

A「ある一定の概念に包みこむ？」
B「たとえば、Aと俺はシステム部の人間だけど、同時にうちの会社の人間でもある」
A「・・・ああ。なんとなくわかった」

用例　

労働の形式的・実質的包摂

引用元：直接的生産過程の諸結果(マルクス)

類語

ー

出典

ー

うわ、めっちゃ難しい言葉やな・・・

管理人さん、なんかイメージで説明してくれよ。

ああ、そうですね。それこそ、AさんとBさんの会話をイメージにしてみましょうか。

「従属関係のある事柄同士において、下位の事柄が上位の事柄に包み込まれること」であると上記で述べました。

さて、AさんとBさんはシステム部の社員である一方、XXという会社の人間でもあります。

会社と部は従属関係にあります。会社が上位、部が下位です。

ああ、なるほど。ほな、学校で言うたら「2年１組のAさん」と「学校」の関係みたいな感じか

そうですね。他に例を挙げると・・・

Aさんは神奈川県民だが、日本国民（という概念）に包摂される。
Bさんは哺乳類だが、動物という概念に包摂される。

こんな感じですね。

おい、ところで管理人さん。この会社、女子比率がすごくないか？

っていうか社長さんらしき人の周りに半端じゃない数の女子社員がいる・・・

・・・・き、気のせいですよ。

分解：「包」と「摂」

「包」：つつむ、覆いくるめる、中に入れる
「摂」：とる、もつ、かねる、とりこむ

包は説明不要かもしれませんが、つつみこむ、中に入れるという意味があり、摂にはとりこむという意味があります。

SNSにおける「包摂」の使われ方

『モモ』ミヒャエル•エンデ #読了
転換期の今だからこそ読み直したい。目に見えないはずの「時間」を盗んだり取り返したりする。エンデの描く世界では「時間」が可視化できる存在として見事に表現されている。生きる本質を資本主義に包摂されないように「自分の時間」を見失わないでいたいと思う。 pic.twitter.com/c4x1tiQxMQ

— えりぃ (@space_erina) June 4, 2020